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藤村龍至参考資料(その2) 超線形プロセス

予定より時間が遅れましたが、真夜中の更新です。

さて、藤村龍至の設計手法に「超線形プロセス」なるものがあります。

<線形と非線形>
数学的な話を避けて乱暴に説明すると、線形とは、
・直線または直線に近い性質をもつもの
と考えてもよいでしょう(相当乱暴な説明です。申し訳ない。)

ユリイカの09年6月号(コールハース特集号)に線形、非線形、超線形について書かれた項目があるので
それを参考に載せます。

線形的な設計方法とは、
敷地、法律などの条件を設計の条件として組み込んで、新しい形を生み出す。例えば
Aというプランがあり、そこにBという条件を組み入れる。
そしてプランA’が生まれるという方法が線形的な設計プロセス。

非線形な設計方法とは
何の脈絡もなく突如として建築の設計が立ち上がる方法
例えば、コールハースの例では違う設計で作ったプランの移植が上げられている。

前者の方法で設計すれば、論理的に「説明できる」建物が生まれるが、作家の芸術的神秘性は失われる。
後者の方法は、作家の神秘性は生まれるが、論理性は薄い。

固有性を出そうとすれば、線形プロセスに近くなるし
効率性を求めるなら、非線形に近くなる。

藤村龍至の問題意識は、おそらく
・郊外化(と本人が述べているもの)が現在進行しており、そこに人々の意識を向けること
・都市郊外の味気ない建築を濃密な物にしたいと思っている。
この辺りかと思われる。
藤村龍至は郊外化しつつある事実、経済性に基づく都市は受け入れつつも、固有性を両立させるために
「超線形プロセス」を提唱する。

線形のプロセスを連続かつ、高速に繰り返す事で速度(経済性)と固有性を両立させるというのが大まかな趣旨であり
Kにおいては構造家、設備家、藤村龍至の3人によってこのプロセスを用いて設計が行われた。

続きます。
(べっしー)
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