スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読書会をめざして・その1 書を捨てよ、まずググろう

読書会に臨む上で、ネット環境の整ってる人はネットを活用しましょう。整ってない人は携帯のiモードなりEZwebでもいいです(でもできるだけ大学やネットカフェで検索してみて下さい)。
とりあえず課題図書がル・コルビュジェの『建築をめざして』なら、最低でもWikipediaの「ル・コルビュジェ」とそれに関連しそうなページは読み込んでくるべきです。

というわけで、この前何かの拍子に、せっかくあるんだから読書会にグーグルの力をもっと召喚しようよと思ったので、僕のオススメのグーグル活用読書術を紹介します。

STEP1.課題図書が決まる。
 例:ル・コルビュジェ『建築をめざして』
   ↓
STEP2.ググる(検索する)。
この段階でコルビュジェの人物像や経歴、作品、『建築をめざして』の概要について漠然としたイメージをつかんでおきましょう。ネット上には『建築をめざして』についての文章はごまんと転がっているはずです。ぶっちゃけ、先に『建築をめざして』の概要を調べておいて、本の内容をある程度理解してから読むというのもひとつの手でしょう。
   ↓
STEP3.とりあえず課題図書をパラパラ読んでみる。
 いきなり読んでもだいたいわかりません。実際僕は『建築をめざして』を読み始めたとき半分キレ気味でした。それはそこに書かれてある内容がどのような文脈に置かれているかわからなくてイライラするからです。たぶん今現在読書会に参加しているメンバーは読み始める段階では全員この状態だと言っていいと思います。言い換えれば読書会は、課題図書がどのような文脈に置かれているのかを、みんなの力を結集して探るために行われるのです。パラパラ読む間に、気になったところに付箋をつけたり、ちょっとでもメモをとっておくとのちのち助かるでしょう。特に、自分なりのキーワードを見つけることが大切です。
   ↓
STEP4.もう一回ググる(検索する)。
 なぜキーワードが大切かというと、そのキーワードで新しい検索ができるからです。課題図書をパラパラ読んでキーワードを見つけたら、「住宅は機械である コルビュジェ」とか、「平面 面 立体 コルビュジェ」とか「工学技師 コルビュジェ」とかいろいろググってみましょう。そこから良さげなページがまた見つけられるでしょう。
   ↓
STEP5.関連本を読む。
 課題図書、たとえば『建築をめざして』よりそれに関連する本や雑誌を読むほうが遥かに理解が深まるということはあり得ます。というよりそっちの可能性の方が高いです。とりあえずamazonで「コルビュジェ」で検索して良さげな本を探しましょう。だいたい既に読んだ人のレビューとかが付いてるはずです。それを基準に評価して自分に合いそうな本を図書館で借りましょう。というか個人的な意見としては、こっちを熟読して、課題図書は適当に読むだけでいいと思います。その場合、課題図書の内容は読書会でみんなに聞きましょう。
   ↓
STEP6.興味のあるテーマを見つける。
 読書会では何か自分なりの切り口を提示できることがベターです。とはいえ、理路整然と説明できたり、丹念に資料を読み込んで仮説を検証したりする必要はありません。何かひとつでも、「○○は××じゃないのか?」「△△は□□かもしれない」「■■はなぜ◇◇なんだろう?」といった、課題図書や課題図書に関連する人物・建築への興味・執着を見つけて、読書会に持ち込んでくれるだけで、その場は格段に面白くなるでしょう。


ここでは割愛していますが、STEP5、6の間ももちろんググります(というかSTEPの順番は便宜上のもので、別に5から始めたっていいわけです)。とにかくググります。ひたすらググります。本を読んでるひまがあったらググりましょう。「書を捨てよ、検索しよう」というのが僕の提案です。

要点としては、この間、

■常にキーワードを探す
■常にググる(検索する)
■一冊でいいからひとつの本を通して読んでくる(課題図書じゃなくても)


という感じでしょうか。

その結果として読書会に、何かひとつでも、「これはなぜ?」「これはこういうことなのかな?」といった「?(クエスチョン・マーク)」を持ち込めるようになる。参加者各々、最低限それが出来ていれば、きっと意義のある読書会になると思います。異論は認める。

 ◇  ◇  ◇  ◇

もう少し具体的な方法を紹介しておきます。

たとえば、休刊した『10+1』という建築系雑誌の過去の文章が収録されたデータベースがネット上にあります(たぶんパソコンからでないと見れません)。

http://tenplusone-db.inax.co.jp/

見てもらえばわかりますが、「ル・コルビュジェ」だったり「建築をめざして」だったり「サヴォア邸」や「アルゴリズム」「グローバリゼーション」や「建築写真」という風に、建築家や建築書、建築作品や建築に関するキーワードが並べられていますね。
で、このキーワードをクリックするとそのキーワードが登場する文章がズラッと出てくるわけです。中には読めないのもありますが、とりあえず結構出てくる。
なかなか難しいので敷居が高そうだし、実際よくわからないのもありますが、課題図書がコルビュジェなら「ル・コルビュジェ」をクリックして、出てくる文章をわからなくても断片的に流し読みして、気になるワードを見つけましょう。
そのワードをグーグルで検索して調べれば、ほぼ確実に(その言葉に関しては)よりわかりやすい文章が出てくると思います。
こんな風に、よくわからない言葉に何度も触れるうちに、徐々になんとなくわかったような気分になっていく過程は、楽しいです。
というより、このデータベースのサイトの、よくわからん言葉が目の前にバーッと並べられてる感じ自体がかなり爽快で、見ているだけで結構楽しいと思うんです。(どうでしょう?)

読書会に参加するなかで、そんな楽しさに共感してもらえたら結構嬉しいです、僕は。
そういうことを考えながらこの誰が読むのかわからない文章を書いてました。
マジでお願いしますよ皆さん。

(アサノ)
スポンサーサイト

コメント一覧

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ほんちく!!

Author:ほんちく!!
関西の大学生やら大学院生やら建築系やら文系やら忙しい人やら暇人やらが参加している、建築関係の読書会です!
幼稚園児からお年寄りまで参加者募集中です!!
過去の読書会アーカイブ
hon-ticのアンテナ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
記事一覧

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
FC2カウンター
  近代建築の
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。